子どものころ
「笑うなー」と言いながら怒って
靴を玄関から外に投げて叱られたり、
ずっと欲しくて買ってもらったおもちゃが
思っていたようにならなくて、
あとで一緒にやろうと言われたのに
一人でやって怒って、
すごく叱られたことがあります
でも、、
その時の私は、
笑われたことや
思い通りにならないことなど、
起きた事象に対して
怒っていたのではなくて、
本当はこう言いたかったのだと思います。
笑うんじゃなくて、
ぎゅっと抱きしめてよ、お母さん。
あとで、じゃなくて、
今一緒に遊んでよ、お父さん。
本当は何がいやなのか
自分でもわからなくて、
とにかくいやなんだ、と
ただ怒ることしかできなかった私。
しっかり者として育ってしまった私は
甘えるとか、つらいとか
弱みを見せることが苦手なまま
大人になりました。
なのでずっと無意識のうちに
本当の気持ちを見ないように
していたのかもしれません。
でも今は
怒りの奥にある本当の気持ちに
気づくことができ、
そしてその気持ちがどこからきているのか、
それもわかるようになりました。
その気持ちが
どこから来ているのかわかってからは、
怒りとは違った形で
気持ちを表現できるようになりました。
あなたは本当の気持ちに気づいていますか