幼少のころ
バカだと罵られたり
頭ごなしに叱られたり
やることを否定され続けたり
…
そんな経験をしてきたら
だから自己肯定感が低いのか
と納得できますよね。
でも、
そういった経験をしていない
むしろ愛されて育ったのに
自己肯定感が低かったら
なぜ?
と思いませんか?
ずっと、
これが私の疑問でした。
小学生になる前の私は
自分の思いが通らないと
靴を投げたりして
(表現方法はともかくとして)
自分の感情を表現していたみたいです。
それが、
いつの間にか
自分の感情を表現できないように
なっていました。
感情を表現できないのは
自己肯定感が低いからです
怒りや悲しみなどの感情があっても
自分の心の中にとどめておく。
あまりの悔しさに
はらわたが煮えたぎっていっても
それでも
その感情を伝えることができない。
なぜ、そんな私になってしまったのか?
父は、
義理人情に厚く
優しくて
強くて
口数が少なくて
生きているものすべてに優しくて、
でもちょっぴり頑固な
武士のような人でした。
母は、
いつも笑顔で
情にもろくて
社交的で
楽しくて
ちょっぴりプライドが高いけど
かわいらしい人でした。
私は両親が大好きでした
そして
大好きだった両親から
たくさんの愛をもらいました。
愛されてきたはずなのに
なぜ自己肯定感が低いの???
ずっとわかりませんでしたが、
ライフコーチングを学んで
ようやくその理由がわかりました。
愛されていたがゆえに
その希望に沿おうとして
取り繕った自分を演じていたからだと。
ありのままの自分を愛されていたのでは
なかったからだと。
その結果
自己肯定感を低くしたのだと。
ありのままの自分でいられない
これが
どれほど自己肯定感を
下げることになるのか…。
評価されたり
ほめられたりするのは
いわゆる「よい子」を演じている自分。
条件つきの愛をいくらもらっても
無条件の愛にはかなわない。
自己肯定感をあげるには
ありのままの自分を生きること。
もしあなたも
まだ「よい子」でいるなら
いつまでそれを続けますか?